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2年生の算数でつまずきやすい所と、家での見守り方

2年生の算数は、1年生に比べて新しく学ぶことが一気に増えます。たし算・ひき算の筆算、九九、長さやかさの単位、時計の読み方など、どれも3年生以降の学習の土台になる内容です。

この記事では、学習指導要領に示された2年生の内容のうち、家庭でも気にかけておきたい所を取り上げます。単元の順番や名前は教科書によってちがうので、お子さんの教科書と合わせて読んでください。

2年生で学ぶおもな内容

分野おもな内容
数4けたの数(10000まで)、数の大小、簡単な分数(2分の1、4分の1など)
計算2けたのたし算・ひき算の筆算、簡単な3けたの筆算、かけ算(九九)
図形三角形と四角形、長方形・正方形・直角三角形、箱の形
測定長さ(mm・cm・m)、かさ(mL・dL・L)、時刻と時間(日・時・分)
データ簡単な表やグラフ

筆算のくり上がり・くり下がり

2けたの筆算では、くり上がりの「1」を書き忘れたり、くり下がりで十の位から1を借りたことを忘れたりするまちがいがよく見られます。

もう1つ多いのが、位をそろえずに数字を書いてしまうことです。「34+5」を筆算にするとき、5を十の位の下に書いてしまうと、答えがまったくちがう数になります。ノートのマス目に1つずつ数字を入れるように書くと、位がそろいやすくなります。

家で見るときは、答えが合っているかだけでなく、くり上がりの小さな「1」が書けているか、位がそろっているかも見てあげてください。

かけ算:唱えられるのに使えない

九九を唱えることはできても、文章題になると、たし算にするのかかけ算にするのか迷う子がいます。「1つ分の数」と「いくつ分」が読み取れていないと、式が立てられません。

「1ふくろに5こずつ入ったあめが3ふくろ」のような問題では、「1つ分はいくつ?」「それがいくつ分?」と順に聞いてみてください。かけ算の意味については「九九はいつ習う?2年生の学習の流れ」でもふれています。

長さとかさの単位

mm・cm・m、mL・dL・L と、単位の種類が一度に増えます。「1cm=10mm」「1m=100cm」「1L=10dL」「1L=1000mL」のように、単位の関係を覚える必要もあります。

dL(デシリットル)は、生活の中ではあまり見かけない単位なので、イメージがわきにくいようです。家にある計量カップや牛乳パックを使って、「1Lはこのくらい」「1dLはコップに少し」と実際の量を見せると、数字だけで覚えるより理解しやすくなります。

長さも同じで、定規やメジャーで身のまわりの物をはかってみる経験が役に立ちます。

時刻と時間

「時刻」はある1点の時(3時10分)、「時間」は2つの時刻の間の長さ(30分間)を表します。「3時10分」と「30分間」を取り違えるのは、2年生によくあるまちがいです。

また、「1時間=60分」なので、ほかの単位のように10や100で区切れません。3年生になると「2時50分の20分後は?」のように、ちょうどの時刻をまたぐ計算も学びます。2年生のうちに「60分で1時間」の感覚をつかんでおくと、そこでの負担が軽くなります。

家では、アナログ時計を見ながら「おやつまであと何分?」「お風呂に入ったのは何時?」と会話するだけでも練習になります。デジタル時計しかない家庭では、時計の読み方に慣れる機会が少なくなりがちなので、意識して話題にしてみてください。

図形の言葉

「辺」「頂点」「直角」など、図形の言葉がたくさん出てきます。言葉の意味をあいまいにしたまま進むと、問題文が読めなくなります。三角定規の直角の角を使って、家の中の「直角」を探してみるなど、手を動かす遊びにすると覚えやすくなります。

家での見守り方

2年生の内容は、ほとんどが3年生以降の学習につながっています。どれか1つでつまずいていても、早めに気づければ取り戻しやすい時期でもあります。

家で全部を教え直さなくても、どこでつまずいているかが分かっていれば、学校の先生にも相談しやすくなります。

九九の練習には、無料ゲーム「くくの ほしあつめ」も使えます。

出典

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